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良くあるご質問

Q:稽古の見学は可能ですか?

 どの道場での稽古も見学は可能ですが、自由に出入りできない場所もありますので、見学の前に右の問い合わせフォームより一度ご連絡下さい。詳しく御案内いたします。

Q:稽古を始めるに当たってどのようなものが必要となりますか?

 稽古で必須となるのは稽古着と鉢巻です。特に指定のものはありません。空手着などでも構いませんが、柔術で掴んだりする稽古がありますので、柔道着が望ましいです。この他に柳生心眼流の稽古では鉢巻を締めます。これは日本手拭いで代用できます。稽古の際は色の指定はありません。最初の内、道具は借りて使うこともできますが、六尺棒と木刀は早い内にご自分のものを用意されると良いでしょう。この他、新陰流の稽古で使うひきはだ竹刀(袋竹刀)、心眼流の大太刀などもありますが、高価なものなので、おいおい揃えていただければよいでしょう。

 

Q:昇級昇段はありますか?

 

 元々、当流での段位は現代武道のように細かく分かれてはいませんが、現在は便宜上、級位と初段からの段位を設けています。決まった形の昇段審査があるわけではなく、1年間の稽古の状態を見て各道場の指導者が宗家に申請し、毎年新年に宗家より昇級、昇段の発表と証書が授与されます。

 段位では初段・中段・目録といった旧来の段位に達した場合、各段位の証書に他に免状が許されます。 

 当流では技の数が進めば昇段という訳ではないので、段位を目標にするのではなく、あくまでも段位は結果と今後にかける期待であると理解して自身の技を追求してください。

Q:新陰流だけ学びたいのですが?

 

 当流は元々柳生心眼流體術を伝承している流派です。第十世の頃より新陰流の伝承も許されておりますが、当流にとっては心眼流と新陰流は別物ではなく、両輪であると考えており、両方合わせて稽古することが重要であると考えています。心眼流の稽古を通して新陰流の理解が深まり、また新陰流の稽古を通して心眼流が活きてくると考えています。

Q:入門した道場でしか稽古できませんか?

 当流はどの道場に所属していても、第十一世の直門です。学校やお仕事の都合で空いた時間などに他の道場の稽古に参加することは自由です。普段一緒に稽古をしている環境とは違ったところでの稽古もとても重要だと思っています。

Q:日常の稽古以外にイベントはありますか?

 基本的に年に2回合宿稽古を行うようにしています。夏には那須にて心眼流を中心とした合宿稽古、秋には奈良・柳生の庄にある正木坂剣禅道場に於いて新陰流の合宿稽古を行います。この他に、様々な場所で演武を行っています。定期的なものとしては2月(隔年)・日本武道館、4月・浅草、10月・鹿島神宮、熱田神宮(名古屋)、逗子、鶴岡八幡宮(鎌倉)、11月・明治神宮などがありますが、この他にもいろいろなところでの演武会に積極的に参加しています。

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